めきょの「こんなもん食ってきたスペシャル(仮題)」 神奈川・新横浜ラーメン博物館「利尻らーめん味楽」
おはようございます。
よっちゃんイカ焼そばを買ってみました、めきょです。
非難殺到ってもう最初からアカン奴やん。
そんなことを知らぬ僕は、蒲田にある食品アウトレット品の某店で99円(税抜)で販売していたのを見かけ、5個ほど購入。
実際に会社の事務所に持っていって、昼飯に喰ってみたんですよ。
…まぁ結論から言うと、ゲロマズなんてレベルじゃない。
そもそもよっちゃんイカ自体30年生きてきて食べたことがなかったので「ちょっとオモロイ味かな、まぁショートケーキ味のカップ焼そばだってあるわけだし、駄菓子ぐらいじゃそんなに味変わらんやろ」ぐらいにしか思ってなかった。
凄まじかった。
湯を切り、ソースをまんべんなく掛けたら匂い立つ酸っぱいかほり。アウトレット品のお店の値札に「翌月末で賞味期限切れるで!」というニュアンスのことが書いてあったのもあって「買ってから1週間ぐらいしか経ってへんけど、もうアカンの…?」と思っちゃうぐらい酸っぱーいかほりが事務所を駆け巡っておりました。
あれが普通?すげぇなよっちゃんイカ。
本来の味がこれだとしたら相当な味やぞ。
まぁ結局、このまま捨てるわけにはいくまい、と思ったので急遽近くの弁当屋さんで揚げ物系の惣菜を購入し、同封?されていたソースを焼きそばにぶっかけ、一緒に食べるという苦行で乗り切りました、、、
思ったんだけど、なんだろう……焼そばってそこまで独創性を追求しないとアカン奴なの?
ペ◯シもきゅうり味とか「お前は何を言っているんだ」と言いたくなる味がナンボかあったけど、食物という人体のエネルギーに変わる奴はある程度で留めておかないとアカンと思う。
ちなみに食べ終わった後、3日ほど謎(笑)の腹痛に悩まされました。
これいつか腹痛で倒れる奴出るんちゃうやろか。
久々の飯テロ記事(自称)
さて、今回記事は焼そば…と同じ「麺類」のラーメンを喰らってきた、そんな記事でございます。久々の「めきょのこんなもん喰ってきたスペシャル」でございますだよ。
こちらは北海道の北の果て「利尻島(りしりとう)」にあるラーメン屋さん「味楽」というお店。
利尻昆布をふんだんに使った『焦がし醤油ラーメン』が美味なんだそうです。
紹介記事のタイトルにもある通り、このお店、ミシュランガイドで受賞している超有名店でござますのよ!
麻布とかありがちなところとは全く違うところにある名店なんやから、よっぽど美味いんやろな、喰ってみたいなー、なんてことを思っていました。
加えて、めきょ一家は旅が好き。
北海道が好き。どうでしょう藩士の一員でございます。
北海道。旅行。
うん、こりゃ行くしか無いやろ!
なんて思いながらGoogle先生にルートを検索してもらいました。出てきた結果が片道約1,600㌔。狂気しか感じないこの距離感。22時間のうち、19時間近くアクセル踏みっぱなし。車の耐久レースかな?(錯乱)
と、書きながら「よく考えたらそりゃそうや」と思ったのだが、目的地が「利尻島」。
平和島とか八景島、三河島と訳が違う。橋もなけりゃ陸地と橋で繋がってもない、ガチの島。耕作。
片道の交通費だけで麻布とかの三ツ星レストランのコースよりかかるラーメンってそら喰われへんわ。よう紹介したなぁ。皆行くと思っとんのか?アホちゃうか。
なんて思っていたら、オカンから「ラー博に『味楽』が入ったらしいで!ニュースでやっとった!」と興奮気味に話が舞い込んできました。
ん?ラー博?
ラー博、正式名称に直すと「新横浜ラーメン博物館」は、神奈川県横浜市港北区にある「ラーメン屋が数店舗入っている」博物館でございます。大昔に渋谷にも似たようなラーメン屋の集合体があったような気がしたけどここでは省略します。
まぁ…博物館っていうと、何か模型が置いてあったり人形があったりナレーション付きの映像が流れてたり…なんて感じが殆どですが、ここはラーメン屋がメイン。駄菓子屋だったり博物館チックな歴史紹介、海外のラーメン事情なんてのはほぼ15分前後で閲覧終了します。
文字に直すと「ラーメン博物館」って感じ。
気になる距離は地元から車で26分。利尻までの1,000分の1。
交通費だってガス代+高速代(片道250円)。何万分の1で同じ味が楽しめます。
そら(1,200円のラーメンなら)そう(食いに行く)よ。
てなわけで、春がまだ遠い3月上旬に車を走らせ、新横浜ラーメン博物館へ行くことになりました!
新横浜ラーメン博物館
はい、というわけで新横浜ラーメン博物館に到着いたしますた!
ラーメン屋がひしめくフロアは地下階。
入るとこんな感じ。三丁目のようなあの感じ。
にしては作り込みが凄まじく、何から何までよく出来てるなぁっていう印象。
僕はたまーーーにウェアハウスって外観と入り口がめっちゃ凝ってるゲームセンターに行くのですが、そこぐらい作り込みが凄いですね!
青空とかも一瞬「今何時やっけ?」と錯覚するレベル。実際のラーメン屋も、中に入るまでは「昭和の町並みの中の1店舗」れすね。
味楽ってラーメン屋の看板もBarみたいなそれです。
ちなみに、僕の前を歩いていたお子ちゃまがラーメン屋とは全く関係のない扉をお店と勘違いして開けようとしてましたw
もちろん開けようとしてもビクともしてませんでしたが。
腹が、減った(井之頭五郎さんに捧ぐ)
で、今回行きたいと願い続けていた『味楽』さん。
地下階の向かって左側にあります。めがっさ人おるやん…!待ち時間を見たら45分。納得の人気でござますね(白目
食欲など、人間の五大欲望って削られると本気でしんどくなるんだよなぁ。
で、そんな鬱屈しかけなスキマを埋めるかのごとく、ちょうど良いタイミングで大道芸人さんの無料パフォーマンスがありました(※後にお捻り?を求められました)
ジャグリングだったり、こんな感じのマジック?を披露し、これで30分ほど。
こういうサービスって本気で嬉しくなるんだよなぁ。
遠い昔ディズニーランドで5時間近く待ってたときも、ゲートまでの間にあるナレーションだったり細工がとっても凝っていて、待ち時間も結構苦じゃなかったのですが、ここでもニクい?演出と艦これ(Android版)のお陰でなんのその。
45分以上、結局1時間近く待ちましたが、全然苦でもありませんでしたね!
『味楽』店内へ
並んでいる途中で食券を購入し、いざ店内へ!
超絶混んでる!
でも安心、店員さんがきちんと席を確保してくれておりました!
入店時に食券を渡しており、繋ぎの水をゴクリ。
ラーメンが運ばれてくるまでの間、テーブルに置いてあった利尻島のパンフレットを拝見。
アカン、札幌からのルートしか書いてへんがな。
ちなみに札幌から片道5時間だってさ。うおう。
そして待つこと7分ちょっと。いよいよラーメンが到着ゥ!おおう…!神々しいまでに光り輝くスープよ!
そしてネギと昆布、もやし、チャーシューのトッピングよ!
これだ!これこそがラーメンだ!
余計なトッピング、余計な味付けなんぞ不要なんじゃ!シンプル・イズ・ベスト!
シンプル・イズ・ベストの中にも『味楽』の技?は結集されており、普段40分近くかけてラーメンを食べる遅食な僕でも(空腹も相まって)20分で完食!
本気で美味かったです!
ミシュランガイドって聞くと大抵「美味いけどくっそ高い、美味いけどなんか足りない」っていう店が多く、ド貧乏な僕には行けないお店が多い。
「味が独特すぎて庶民向けじゃない」って場合も考えられる状況でこのクオリティは「高級料理だけじゃないのね!ミシュランすげぇな!」って感想が真っ先に出てきました!
退店
店の外にはまだ待っている他の方がいらっしゃったので、食事後は直ぐに退店。
更に食べ終わった時間もそれなりに遅かったので、同じ地下階にある駄菓子屋や、入り口付近にあるお土産ラーメンショップなどは目もくれず、そそくさとラー博を後にしました!
感想
昆布すげぇ!焦がし醤油ラーメンごっつ美味いやん!味が一気に引き締められた感じがしました!(謎のグルメオタク並の感想)
というのはさておき、これは納得の旨さでした!
ミシュランガイドが市民権?を認められるようになり、テレビで見かけるようになってから「ホンマに美味いんか?こんな凄まじい僻地?にあるお店行ったことあるのかな?」って感じの色眼鏡で見ていましたが、これは納得でした!
言い方はアレですが、某レビューサイトのそれよりも、ミシュランなんとかで星ナンボ貰いましたー!ってレビューよりも、実際に喰ってみてからの感じたことの方がやっぱりいいですね!
ことわざで『百聞は一見に如かず』がありますが、それを如実に顕した、そんなお店と感じましたー!
というわけで、実店舗に行くのは難しいけど、首都圏など大都市圏でも喰らうことが出来る名店を今回ご紹介させていただきました!
実際に召し上がる皆様の参考になればこれ幸いにござりまする!
最後に、これは通販とかで買ってもいいレベルだと思う。
生まれて初めてマルちゃん正麺を食ったとき以来の感動がありますわ…!
という意見を書きつつ…
ではまたー!